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ダブルドラゴン(格闘ゲーム)

ダブルドラゴン(格闘ゲーム)

『ダブルドラゴン(格闘ゲーム)』は、1995年にテクノスジャパンがリリースしたネオジオ用対戦格闘ゲームです。シリーズおなじみのキャラクターたちの個性を活かしつつ、4段階の攻撃ボタン、爆気変身、そしてハイスピードな対戦テンポが織りなす独特の操作感が魅力です。

エミュレーター
アーケード
ゲームカテゴリー
プレイヤー数
2
言語
English
リリース年
1995
開発元
Technos

アーケードゲームについて:ダブルドラゴン(格闘ゲーム)

『ダブルドラゴン(格闘ゲーム)』は、1995年にテクノスジャパンがリリースしたネオジオ用対戦格闘ゲームです。シリーズおなじみのキャラクターたちの個性を活かしつつ、4段階の攻撃ボタン、爆気変身、そしてハイスピードな対戦テンポが織りなす独特の操作感が魅力です。

1.1 世界観設定

『ダブルドラゴン(格闘ゲーム)』の舞台は、「ブラッディ・タウン」と呼ばれる犯罪都市です。街はストリートギャングの巣窟と化しており、その裏で暗躍するのは犯罪組織のボス、古賀修吾(Koga Shuko)でした。修吾は地下格闘大会を開催します。表向きは新たな構成員のスカウトが目的でしたが、真の狙いはビリーとジミーの兄弟を誘い出すことでした。彼らは伝説の「双截龍(ダブルドラゴン)のメダル」の半分を所有しており、二つが揃えば無限の力を得られると伝えられていたからです。

師匠からの手紙を受け取り、故郷に戻ったビリーとジミー。かつての家は変わり果て、街はギャングの影に覆われていました。修吾の野望を阻止し、メダルを取り戻すため、二人は死のトーナメントに挑みます。彼らと共に戦うのは、幼馴染のマリアン。本作のマリアンは、さらわれ役の弱々しい女性ではなく、ギャングの女ボスとして登場します。

1.2 開発の経緯

本作はテクノスジャパンが開発し、1995年2月にネオジオMVSでリリースされました。テクノスジャパンによるアーケード版ダブルドラゴンシリーズの最終作であり、シリーズで唯一の対戦格闘ゲーム(もう一つの格闘ゲーム『Double Dragon V: The Shadow Falls』とは別物)です。プロデューサーは倉田和幸、デザイナーは山口稔と海老沼宗樹、音楽は飯塚千秋、鈴木文夫、片岡清美が担当しました。

90年代半ば、ベルトスクロールアクションが衰退し、格闘ゲームが全盛期を迎える中で本作は誕生しました。『ストリートファイターII』の成功を受け、テクノスもダブルドラゴンを対戦格闘の舞台へと持ち込みました。また、1994年公開の映画版『ダブルドラゴン』の影響も強く、修吾のキャラクター像やアボボの変異デザイン、李兄弟の変身能力(スーパーサイヤ人風)、そして龍のメダルという設定が取り入れられています。

当時のテクノスジャパンは経営難に陥っており、本作と同年発売の『超人学園ゴウカイザー』が、同社にとってネオジオ唯一の格闘ゲームとなりました。1996年の倒産により、本作は同社の歴史を締めくくる作品の一つとなりました。

後にネオジオCD(1995年6月)やPlayStation(1996年4月、アーバン・プラント移植)にも移植されました。PS版では「オーバードライブ」優先システムやコミカルな「Tiny 3D」モードが追加されましたが、ネオジオ版の迫力あるオープニングアニメが削除され、映画の映像とハードロックに差し替えられています。

二、キャラクター紹介

本作には10名の通常キャラクターと2名のボスが登場します。映画版の要素とテクノスオリジナルの要素が融合した、ハードでリアルな画風が特徴です。

ビリー・リー(Billy Lee):李兄弟の弟。双截拳の使い手。パワー3、スピード4、防御2の標準的な主人公タイプ。火龍拳や龍尾旋風脚などを使用します。ABCD同時押しで発動する超必殺技「龍の変身」は、全身が黄金に輝き、技がすべて炎属性に強化される本作の目玉システムです。

ジミー・リー(Jimmy Lee):ビリーの兄。パワー4、スピード3、防御3。ビリーよりもパワー重視のスタイルです。同様に「龍の変身」を持ち、変身前は堅実な飛び道具・対空技タイプ、変身後は画面全体を制圧する猛獣へと変貌します。

マリアン(Marian):本作ではストリート格闘の女ボス。パワー1、スピード5、防御1で、全キャラ中最高のスピードを誇ります。溜め技(加速破砕撃や月輪蹴)が主体。防御力は極めて低いものの、高い機動性と変幻自在な攻めで上級者向けの性能です。

アボボ(Abobo):ニューヨーク出身の巨漢。パワー5、スピード1、防御5。全キャラ中最も極端な性能です。身長218cm、体重152kg。投げ技(ジャイアントスイング、スーパーボム)と重いパンチが武器。超必殺技では巨大化して相手を叩きつけます。

バーノフ(Burnov):デトロイト出身の元レスラー。パワー5、スピード1、防御4。アボボの宿敵です。レスリング技や特殊技「ニトロスライム」が特徴。

エディ(Eddie):ベネズエラ出身のムエタイ使い。パワー4、スピード2、防御3。脚技と龍膝がメイン。

アモン(Amon):日本出身(推測)の忍者。パワー2、スピード4、防御2。空中手裏剣や忍術爆弾、瞬間移動を駆使します。飛行中の飛行機の翼の上で戦うステージは、本作屈指の名ステージとして知られています。

成虎(Cheng-Fu):香港出身の酔拳の達人。パワー3、スピード3、防御3。酒を吹きかけて相手を眩暈にさせる投げ技がユニークです。

ダルトン(Dulton):イタリア出身のストリートファイター。パワー4、スピード2、防御5。ボタン長押しで弾数を調整できるエネルギー波「ダルトンブラスター」が強力。

レベッカ(Rebecca):オランダ出身のトンファー使い。パワー3、スピード3、防御1。茶道と日本舞踊を嗜む。炎の弾は戻り際にも攻撃判定があり、初心者キラーとして有名です。

ボスキャラクター

  • デューク(Duke):修吾の側近。パワー4、スピード5、防御4。華麗な武術を操り、瞬時に間合いを詰める強敵です。
  • 古賀修吾(Koga Shuko):最終ボス。パワー4、スピード4、防御4。古武術と忍法を操ります。第2ラウンドから本気を見せ、瞬間移動や追尾火球、雷電柱など多彩な攻撃でプレイヤーを追い詰めます。

三、操作方法

3.1 基本操作

ボタン機能
Aボタン弱パンチ (LP)
Bボタン弱キック (LK)
Cボタン強パンチ (HP)
Dボタン強キック (HK)
前前ダッシュ
後後バックステップ
相手に接近 + B/C/D投げ技

ネオジオ格闘ゲームの標準的な4ボタンレイアウトを採用しています。

3.2 チャージシステム(Charge System)

本作の核心となるシステムです。体力ゲージ上の青いチャージゲージは、攻撃を当てたり投げを成功させると溜まります。ゲージが現在の体力(赤色部分)と重なると「CHARGE」と点滅し、超必殺技が使用可能になります。

重要なポイント:体力が減るほどチャージ速度が速くなります。 これにより、ピンチからの逆転が狙える熱い駆け引きが生まれます。

3.3 その他のシステム

  • 空中防御:空中で相手の攻撃に対し、相手方向へレバーを入れると防御可能。
  • 空中投げ:空中で相手に接近して投げボタン。
  • 二段跳び:ジャンプ中に再度ジャンプ方向へ入力。
  • 追い打ち:ダウン中の相手に「下 + 攻撃ボタン」で踏みつけ攻撃。
  • 画面ズーム:キャラクターの距離に応じてカメラが自動的にズームイン・アウトします。

四、ボス攻略

ボス1:デューク(Duke)

スピードが非常に高く、攻防のバランスが取れた強敵です。瞬時に背後に回る攻撃には注意が必要です。炎龍拳の隙を突くのが攻略の鍵となります。

ボス2:古賀修吾(Koga Shuko)

第1ラウンドは様子見ですが、第2ラウンドからが本番です。追尾火球はダッシュで回避し、瞬間移動の音を頼りに位置を予測しましょう。体力が減った際の超必殺技での逆転が勝利への近道です。

五、ゲームのコツと攻略

5.1 生存のヒント

  1. チャージを温存する:体力が減るほどチャージが速くなるため、満タン時にすぐ使うより、ピンチまで温存するのが賢明です。
  2. 投げ技を活用する:本作の投げ判定は強力です。近距離では通常攻撃より投げを狙う方が安定します。
  3. 空中防御を忘れない:空中コンボを食らっている最中でも、空中防御でダメージを大幅に軽減できます。

5.2 キャラクター選択

  • 初心者向け:ビリー/ジミー(バランスが良く、変身システムが強力)
  • 上級者向け:マリアン(スピードは最高だが防御が脆い)
  • 投げキャラ好き:アボボ/バーノフ(圧倒的なパワーと投げ技)

六、トリビアと伝説

6.1 テクノスの「ラストダンス」

本作はテクノスジャパンのアーケードにおける最後のダブルドラゴン作品であり、同社の歴史を締めくくる重要なタイトルです。90年代の格闘ゲームブームへの挑戦でしたが、時代はすでに移り変わっていました。

6.2 映画との関係

映画版『ダブルドラゴン』は評価が分かれる作品でしたが、本作はその設定を巧みに取り入れ、ゲームとして高い完成度を誇る作品へと昇華させました。映画に登場しないオリジナルキャラクターも多く、テクノスの開発陣の熱意が感じられます。

6.3 2Dピクセルアートの極致

本作は、ネオジオ時代の2Dグラフィックの美しさを象徴する作品です。アボボやバーノフの巨大なキャラクター、アモンのステージの遠近感など、視覚的なインパクトは今なお色褪せません。

常见问题 FAQ

Q1: 横スクロールアクション版との関係は?
A: 本作は対戦格闘ゲームとしてのスピンオフ作品です。世界観は1994年の映画版をベースにしており、おなじみのキャラクターたちが1対1で戦います。
Q2: 龍の変身はどうやって使う?
A: ビリーとジミーでA+B+C+Dを同時押しします。変身はラウンド終了まで続き、強力な炎属性攻撃が可能になります。ただし、変身中は通常の超必殺技が使えなくなる点に注意してください。
Q3: チャージシステムのコツは?
A: 体力が少ないほどゲージが溜まりやすくなる仕様を活かしましょう。満タンで使うよりも、体力が3分の1以下になった時の逆転用として温存するのが最も効率的です。
Q4: 『ダブルドラゴンV』とどっちがいい?
A: 間違いなく本作(ネオジオ版)の方が高品質です。『ダブルドラゴンV』は外注による低評価作ですが、本作はテクノスジャパンによるこだわりの格闘システムと美しいドット絵が楽しめる名作です。
Q5: 今遊ぶには?
A: HAMSTER社の「アケアカNEOGEO」シリーズとして、Nintendo Switch、PS4、Xbox One、PCで配信されています。手軽に当時のアーケード体験が可能です。
Q6: 格闘ゲームの傑作と言える?
A: 『ストリートファイター』のような競技性とは異なりますが、独特のシステムと圧倒的なビジュアルを持つ「隠れた名作」として、レトロゲームファンから高く評価されています。