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ファイナルファイト

ファイナルファイト

ブラウザで『ファイナルファイト』を無料でプレイ!ログイン不要でROMを起動し、ベルトスクロールアクションの金字塔、レトロなドット絵、そして伝説のアーケード体験を今すぐ楽しもう。

エミュレーター
アーケード
プレイヤー数
2
言語
English
リリース年
1989
開発元
Capcom

アーケードゲームについて:ファイナルファイト

『ファイナルファイト』(Final Fight)は1989年に登場したベルトスクロールアクションゲームの傑作。ブラウザ上で当時のアーケードの興奮をそのまま体験できます。

1. ゲームの背景

1.1 世界観設定

『ファイナルファイト』(Final Fight)の舞台は、近未来の米国メトロシティ。かつては繁栄を極めた工業都市でしたが、犯罪組織「マッドギア(Mad Gear)」の台頭により、暴力が支配する街へと変貌してしまいました。マッドギアは街を牛耳り、市民を誘拐し、商売人から金を巻き上げています。市当局は無力で、介入する気配もありません。元プロレスラーで現市長のマイク・ハガーは、強硬手段で組織を一掃することを決意。しかし、マッドギアは先手を打ち、ハガーの娘ジェシカを誘拐して、反犯罪活動を中止するよう脅迫しました。

ハガーは屈しませんでした。彼は二人の仲間――ジェシカの恋人でストリートファイターのコーディー、そして武神流忍術の使い手ガイ――と共に、メトロシティの最も危険な地区を突き進み、マッドギアの本拠地へと乗り込みます。組織のボス、ベルガーからジェシカを救い出すために。

1.2 開発の歴史

『ファイナルファイト』は、カプコンが1989年にCPS1基板でリリースしました。本作には有名なエピソードがあります。当初は『ストリートファイターII』の続編として企画されていたのです。しかし、カプコンが『ストリートファイターII』を対戦格闘ゲームとして開発することを決定したため、このベルトスクロールプロジェクトは『ファイナルファイト』として独立しました。ハガーの技がザンギエフと酷似しているのは、彼らが同じ設計思想から生まれた兄弟のような存在だからです。

岡本吉起氏がプロデュースした本作は、90年代のカプコンによるベルトスクロール黄金時代を築きました。1984年の映画『ストリート・オブ・ファイヤー』の美学(ネオン街、バイクギャング、ロックな音楽)や、テクノスジャパンの『ダブルドラゴン』が確立したゲームシステムを融合させています。当時の設定資料集は85ページにも及び、メトロシティの隅々や敵キャラクターの衣装まで緻密にデザインされていました。

本作は世界中で3万台以上の基板を売り上げました。スーパーファミコン版では、任天堂の容量制限や表現規制により、ガイの削除(後に別バージョンで復活)、工業地帯ステージのカット、女性敵キャラクター「ポイズン」の差し替えが行われました。なお、ポイズンは後にカプコン公式によりトランスジェンダー女性であることが明かされ、ゲーム史上最も有名なLGBTQ+キャラクターの一人となりました。

2. キャラクター紹介

キャラクタータイプ代表技特徴
マイク・ハガー(Mike Haggar)パワー型スクリューパイルドライバー、フライングボディプレス元プロレスラーの市長。全キャラ中最高の攻撃力。投げ技で敵を地面に叩きつける。動きは遅いが、攻撃を中断されにくい
コーディー(Cody Travers)バランス型アッパーカット、ナイフ投げジェシカの恋人。全能力が平均的で、初心者にも扱いやすい万能キャラ。ナイフ投げは道中の頼れる遠距離攻撃
ガイ(Guy)スピード型武神流忍術、旋風脚、三角飛び第39代武神流継承者。全キャラ中最速の移動・攻撃速度。唯一の三角飛びと空中で翻る動きが可能で、上級者向け

3. 操作方法

8方向レバー + 2ボタン(攻撃 + ジャンプ)。**必殺技(A+B同時押し)**は体力を約1/5消費して画面全体を攻撃します。敵に囲まれた際の唯一の脱出手段です。

操作説明
通常攻撃攻撃ボタン連打――各キャラ3〜4段のコンボが繋がる
ジャンプ攻撃ジャンプ + 攻撃――空中からの攻撃で小型の敵をダウンさせる
投げ技敵に近づくと自動で掴む。投げ飛ばすか、追撃コンボへ移行
ダッシュ攻撃前方向2回入力 + 攻撃――突進して強力な一撃を見舞う
必殺技(A+B)体力を消費して周囲の敵を吹き飛ばす。囲まれた時の緊急回避

ステージにはナイフ(3回使用)、刀(手放すまで無限)、パイプ(3回)、ドラム缶(1回)などの武器が落ちています。食べ物の回復優先度:丸焼きチキン > ステーキ > リンゴ > フライドポテト > キャンディ。各アイテムの回復量を覚えることは、アーケード時代を生き抜く必須スキルでした。

4. ステージ攻略とボス対策

ステージ場所ボス攻略法
1メトロシティのスラム街ダムド(Damnd)雑魚を呼び出すので優先的に処理。飛び蹴りや頭突き後の硬直を狙う
2地下鉄と線路ソドム(Sodom)突進攻撃の予備動作を見極めて回避し、背後から反撃
3工業地帯と湾岸エディ・E(Edi. E)銃を使うボス。動き回って射線を避け、密着して連打で封じ込める
4地下格闘場ロレント(Rolento)手榴弾に注意。爆発の隙を突き、ドラム缶を爆破して大ダメージを狙う
5湾岸エリアアビゲイル(Abigail)最強の難敵。掴み判定が強力。ガイの三角飛びで背後を取るのが安全
6マッドギア本部ベルガー(Belger)車椅子で弓を射る。正面を避け、側面から近づいて投げ技のループを狙う

5. 攻略テクニック

  1. 投げ技の無敵時間:投げ技のモーション中は無敵です。囲まれたら投げで安全地帯を作りましょう。
  2. 必殺技を惜しまない:必殺技の体力消費は、囲まれて受けるダメージより少ないことがほとんどです。3体以上の敵に囲まれたら即座に使用を。
  3. 食べ物の場所を暗記:各ステージの回復アイテムの位置は固定です。ボス戦前のチキンは、クリアの成否を分けます。
  4. ナイフは神武器:コーディーのナイフ投げは貫通性能があり高火力。雑魚戦で使い切らず、ボス戦まで温存しましょう。
  5. 上下軸の移動:2Dベルトスクロールでは、上下に移動して敵の直線攻撃を避けるのが基本です。
  6. ハガーのスクリュー:高威力ですが隙も大きい。周囲に他の敵がいないことを確認してから使いましょう。

6. トリビアと伝説

「ストリートファイター'89」から「ファイナルファイト」へ

本作は当初「Street Fighter '89」という仮題で開発されていました。カプコンがSF2を対戦格闘に舵を切った際、開発中だったベルトスクロール部分が独立し『ファイナルファイト』となりました。ハガーとザンギエフの技が似ているのは、この歴史的経緯があるからです。

ポイズンの性別論争

ポイズンはマッドギアの女性敵キャラですが、北米版では「女性を殴る」ことへの配慮から男性キャラに差し替えられました。後にカプコン公式が「彼女はトランスジェンダーである」と示唆したことで、ゲーム史上最も有名なLGBTQ+キャラクターの一人となり、30年にわたり議論の的となっています。

ガイの名前の由来

ガイの名前は英語の「Guy」ですが、日本語の「鎧(Yoroi)」の響きにも通じます。忍者版コーディーとして設計された彼は、カプコンの「高速ベルトスクロールキャラ」の原点であり、後に『ストリートファイターZERO』シリーズで格闘ゲームの定番キャラとなりました。

よくある質問 (FAQ)

Q1:スーパーファミコン版でガイがいないのはなぜ?
A: カートリッジの容量制限と表現規制により、初期のSFC版からは削除されました。ガイは後に『ファイナルファイト・ガイ』で復活しています。また、工業地帯ステージやポイズンなども削除されていました。
Q2:『ファイナルファイト』と『ダブルドラゴン』、どっちが先?
A: 『ダブルドラゴン』が1987年発売で、『ファイナルファイト』より2年早いです。ダブルドラゴンがベルトスクロールの基礎を築き、ファイナルファイトがそれを究極のクオリティへと昇華させました。
Q3:続編は何作ありますか?
A: 主なシリーズとして『ファイナルファイト2』(1993年)、『ファイナルファイト タフ』(1995年)、『ファイナルファイト リベンジ』(1999年)があります。また、多くのキャラがストリートファイターシリーズに登場しています。2022年には『カプコンアーケード 2ndスタジアム』でアーケード版がデジタル復刻されました。